正しい人の計画することは公正で、悪者の指導には欺きがある。(箴言12章5節)

1.創世記3章1節―13節
2.マタイの福音書4章1節ー11節
3.ローマ人への手紙10章1節―13節
4.エペソ人への手紙1章3節―14節

主はヨブに「わたしが地の基を定めたとき、あなたはどこにいたのか。あなたに悟ることができるなら、告げてみよ。あなたは知っているか。だれがその大きさを定め、だれが測りなわをその上に張ったかを。その台座は何の上にはめ込まれたか。その隅の石はだれが据えたか。そのとき、明けの星々が共に喜び歌い、神の子たちはみな喜び叫んだ。(ヨブ記38章4節―7節)」と仰せられたように、悪魔は主の創造を見て喜んだ「明けの星々」、すなわち、御使いでしたが、被造物の立場でありながら、高ぶったために天から地に落とされ(イザヤ書14章12節―14節)、神の警告を直接聞いていなかったエバに神が善悪の知識の木から取って食べることを禁じた理由は死ぬからではなく、「あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているからです。」と、ことば巧みに欺きをもってエバが罪を犯すように指導したのでしたが、神である主は御子イエス様を人として遣わされ、主の御名を呼び求める者は、だれでも救われる道を計画されたのでした(創世記3章14節、ローマ人への手紙10章13節)。ですから、今日の聖句は「正しい人の計画することは公正で、悪者の指導には欺きがある。」と語っているのではないでしょうか。パウロは「私はあなたがたを、清純な処女として、ひとりの人の花嫁に定め、キリストにささげることにしたからです。しかし、蛇が悪巧みによってエバを欺いたように、万一にもあなたがたの思いが汚されて、キリストに対する真実と貞潔を失うことがあってはと、私は心配しています。(コリント人への手紙第二11章1節―3節)」と語っています。みことばに生きないように、罪を犯させるように欺くサタンの策略に陥らないように、異端の教えに引き込まれないように、イエス様が悪魔の試みに勝利されたように、いのちのみことばそのものを握って生きようではありませんか。