聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。(使徒の働き1章8節)

1.ルカの福音書4章1節ー14節(マタイの福音書3章16節ー4章17節)
2.ルカの福音書12章1節ー12節
3.使徒の働き6章7節ー10節
4.コリント人への手紙第二10章3節ー6節

ヨハネから洗礼を受け水からあがられると天が開け、神の御霊が鳩のように下り聖霊に満たされたイエス様は悪魔の試みを受けるために御霊に導かれて荒野に上って行かれましたが、みことばをもって悪魔の試みに勝利された後、御霊の力を帯びてからナザレに行かれ安息日に「わたしの上に主の御霊がおられる。主が、貧しい人々に福音を伝えるようにと、わたしに油をそそがれたのだから。主はわたしを遣わされた。捕らわれ人には赦免を、盲人には目の開かれることを告げるために。しえたげられている人々を自由にし、主の恵の年を告げ知らせるために。(イザヤ書61章1節―2節)」を朗読され「きょう、聖書のこのみことばが、あなたがたが聞いたとおり実現しました。」と話されてからナザレを去りイザヤ書9章1節が語っているようにゼブルンとの境にあるカペナウムに住われた時から「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから。(マタイの福音書4章17節)」と宣教の働きを始められたのでした。主ご自身が聖霊の力に満たされてから宣教の働きをされたので、弟子たちに「聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」と仰せられたのではないでしょうか。全てのキリスト者には聖霊が与えられていますが、キリストの証人になるためには聖霊の力が必要であることを心に据えて、人々の救いのために祈るとともに聖霊の力に満たされるように祈ろうではありませんか。