ハレルヤ 。主のしもべたちよ。ほめたたえよ。主の御名をほめたたえよ。(詩篇113篇1節)

1.詩篇1481節―13
2.ヨハネの福音書16章24節ー26節
3.使徒の働き43節―12
4.ピリピ人への手紙2章6節―11節

人は子どもが生まれるといろいろ調べて名前をつけるのではないでしょうか。その名前には親の願いが込められてつけられているように名前は単なる呼び名としてつけられているのではないことがわかります。しかし、二人ずつ遣わされた70人の弟子たちが喜んで帰って来て「主よ。あなたの御名を使うと、悪霊どもでさえ、私たちに服従します。(ルカの福音書10章17節)」と報告したように、主の御名にはどのような人の名前でも持つことのできない権威と力が伴っていることがわかります。ところで、ユダヤの祭司長スケワという人の七人の息子たちで魔よけ祈祷師たちが、ためしに悪霊につかれている人に向かって主イエスの御名をとなえて「パウロの宣べ伝えているイエスによって、おまえたちに命じる」と言うと、悪霊は「自分はイエスを知っているし、パウロもよく知っている。けれどおまえたちは何者だ。」と言い、悪霊につかれている人は彼らに飛びかかり裸にされ、傷を負ってその家を逃げ出したように(使徒の働き19章13節―16節)、主の御名を用いることができるのは主に遣わさている者(ヨハネの福音書17章18節―19節)、すなわちすべてのキリスト者に与えられている特権であることがわかります。今日の聖句が「ハレルヤ 。主のしもべたちよ。ほめたたえよ。主の御名をほめたたえよ。」と勧めているように、主の御名を誉めたたえるとともに、主の御名をもって祈る特権が与えられていることを感謝するとともに、悪霊が恐れるほどの権威と力があることを心に据えて祈ろうではありませんか。