民よ。どんなときにも、神に信頼せよ。あなたがたの心を神の御前に注ぎ出せ。神はわれらの避けどころである。(詩編62篇8節)

1.サムエル記 第一19節―20
2.箴言35節―7
3.マタイの福音書65節―6
4.ピリピ人への手紙8節―7

ヨブはサタンの試みに会いましたが、主に向かってのろうようなことをしなかったためにヨブはサタンに勝利したのですが、ヨブを慰めるために訪ねたにもかかわらず、ヨブが悪性の腫物によってヨブと見分けられないような状態であるのを目にした三人の友は一週間の間だれも一言も話しかけなかったので、ヨブは心の苦しみを正直に注ぎ出したのですが、三人の友は慰めるどころか、かわるがわるヨブを非難するようなことを言ったので、ヨブは精神的苦痛をも受けたのですが「今でも天には、私の証人がおられます。私を保証してくださる方は高い所におられます。私の友は私をあざけります。しかし、私の目は神に向かって涙を流します。その方が人のために神にとりなしてくださいますように。人の子がその友のために。(ヨブ記16章19節−21節)」と主を見上げ、主を信頼し、主を拠り所とされたのでした。今日の聖句は「民よ。どんなときにも、神に信頼せよ。あなたがたの心を神の御前に注ぎ出せ。神はわれらの避けどころである。」と、「どんなときでも」、すなわち、人から非難を受けたたり、自己嫌悪に陥ったりするようなときでも、さまざまな試練に悩むようなときでも主を信頼して祈る事を勧めています。イエス様が寂しい所で祈られたように(マルコの福音書1章35節)、心のうちを打ち明けて祈る時には、私たちの弱さをよくご存じで、とりなしていてくださだけでなく、どんなことも益としてくださる主を信頼して、主とひとりで向きあって祈ろうではありませんか。