知恵のある者はだれか。その人はこれらのことを悟るがよい。悟りある者はだれか。その人はそれらを知るがよい。主の道は平らだ。正しい者はこれを歩み、そむく者はこれにつまずく。(ホセア書14章9節)
1.ペテロの手紙 第一2章4節―11節
2.ペテロの手紙 第二 1章2節―10節
3.ユダの手紙24節―25節
バプテスマのヨハネはイエス様のことが世の罪を取り除くために来られた神の小羊であることを、御霊がイエス様の上に下り聖霊によってバプテスマを授けるかたであること、イエス様が神の子であることを証言していたのでした(ヨハネの福音書1章29節―34節)。イエス様は弟子たちに「あなたがたはみな、つまずきます。『わたしが羊飼いを打つ。すると、羊は散り散りになる』と書いてありますから。しかしわたしは、よみがえってから、あなたがたより先に、ガリラヤへ行きます。(マルコの福音書11章27 節)」と、弟子たちがつまずくことを語られましたが、それは神のご計画によるものであることを示唆するとともに「わたしは、あなたがたを捨てて孤児にはしません(ヨハネの福音書14章18節)」と仰せられたように、ペテロをはじめ弟子たちの弱さも受け入れられただけでなく信仰がなくならないようにペテロのために祈られたのでした。バプテスマのヨハネが預言されたように、弟子たちに聖霊のバプテスマを与え、つまずかない者とされたのでした。今日の聖句は「知恵のある者はだれか。その人はこれらのことを悟るがよい。悟りある者はだれか。その人はそれらを知るがよい。主の道は平らだ。正しい者はこれを歩み、そむく者はこれにつまずく。」と、知恵ある者、悟りのある者になりたいなら、主の道を知る必要があることを、イエス様を信じたことによって正しい者とされたキリスト者がどのように歩むべきかを語っています。かつて、イエス様を三度知らないと言ったペテロは「兄弟たちよ。ますます熱心に、あなたがたの召されたことと選ばれたことを確かなものとしなさい。これらのことを行っていれば、つまずくことなど決してありません。(ペテロの手紙第二1章10節)」と、「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」と語っているパウロのように、キリスト者が罪に定められないようにとりなしていてくださるだけでなく、道筋をならして平にしてくださる主(イザヤ書26章7節)が心に聖霊なる神として内住しておられることを自覚し、どんなできごともすべて益としてくださる主の道を日々歩もうではありませんか。