どうか、望みの神が、あなたがたを信仰によるすべての喜びと平和をもって満たし、聖霊の力によって望みにあふれさせてくださいますように。(ローマ人への手紙15章13節)

1.イザヤ書9章1節―7
2.ヨハネの福音書1422節―27
3.ローマ人への手紙4章25節―5章5節
4.ローマ人への手紙154節―6

イエス様が、ご自分がエルサレムに行って、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受け、殺され、そして三日目によみがえられなければならないことを弟子たちに示し始められると、ペテロが「主よ。神の御恵みがありますように。そんなことが、あなたに起こるはずがありません。」とイエス様を引き寄せていさめはじめたために「下がれ。サタン。あなたはわたしの邪魔をするものだ。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている。」と、ペテロはイエス様から言われてしまいました。ところで、よみがえられたイエス様に弟子たちが「主よ。今こそ、イスラエルのために国を再興してくださるのですか。(使徒の働き1章6 節)」と、聞かれたように、ペテロがイエス様をいさめられた背景には、イエス様がローマ帝国の圧政から解放してくださる、と思っていたのに、イエス様が殺されたらその希望もなくなってしまうと思われたからではないでしょうか。しかし、死からよみがえられたイエス様の方からご自身を現されただけでなく生きたまま昇天された姿を見、聖霊の力に満たされたペテロは「私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神は、ご自分の大きなあわれみのゆえに、イエス・キリストが死者の中からよみがえられたことによって、私たちを新しく生まれさせて、生ける望みを持つようにしてくださいました。また、朽ちることも汚れることも、消えて行くこともない資産を受け継ぐようにしてくださいました。これはあなたがたのために、天にたくわえられているのです。(ペテロの手紙 第一 1章3節―4節)」と、死をもってしても消滅することのない望みを語りました。パウロも最も大切なことは主の十字架の死と復活であることを語るとともに「私たちは、この世の霊を受けたのではなく、神の御霊を受けました。それは恵みによって神から私たちに賜ったものを、私たちが知るためです。(コリント人への手紙 第一 2章12節)」と御霊の働きを語っています。パウロは「昔書かれたものは、すべて私たちを教えるために書かれたのです。それは、聖書の与える忍耐と励ましによって希望を持たせるためなのです。(ローマ人への手紙15章4節)」と語っていますが、それは主がイスラエルの民を決して見捨てることなくどのように恵みと愛をもって守られたかを知ることができるからではないでしょうか。主は私たちの信仰がなくならないように祈っていてくださっています。今日の聖句「どうか、望みの神が、あなたがたを信仰によるすべての喜びと平和をもって満たし、聖霊の力によって望みにあふれさせてくださいますように。」はパウロ のキリスト者のために祈りです。私たちも聖霊の力に満たされるように、与えられている望みがどのように素晴らしいもかを心に据えて、この祈りをもってお互いのために祈りあおうではありませんか。