私の口が主の誉れを語り、すべての肉なる者が聖なる御名を世々限りなくほめたたえますように。(詩篇14521節)

1.詩篇1451節―13
2.詩篇1501節―6
3.使徒の働き31節―16

このところ毎日ノーベル賞を受賞された吉野彰氏が話題にのぼっており、リチウムイオン電池の開発が評価されたことは日本人としては喜ばしいことですが、人に知性を与えられた神がなおざりにされている現状を目にしながらエレミヤ書9章23節―24節「主はこう仰せられる。『知恵ある者は自分の知恵を誇るな。つわものは自分の強さを誇るな。富む者は自分の富を誇るな。誇る者は、ただ、これを誇れ。悟りを得て、わたしを知っていることを。わたしは主であって、地に恵みと公義と正義を行う者であり、わたしがこれらのことを喜ぶからだ。―主の御告げー』」を思い起こしました。聖霊に満たされたペテロが生まれつき足のなえた人に「金銀は私にはない。しかし、私にあるものを上げよう。ナザレのイエス・キリストの名によって、歩きなさい」と言って彼の右手を取って立たせると、彼の足とくるぶしが強くなり、おどり上がってまっすぐに立ち、歩いたり、はねたりしながら、ペテロとヨハネといっしょに神を賛美しているのを見て驚いた人々が、いやされた人やヨハネやペテロのところにやって来たので、ペテロは「イスラエルの人たち。なぜこのことに驚いているのですか。なぜ、私たちが自分の力とか信仰深さとかによって彼を歩かせたかのように、私たちを見つめるのですか。」と、死者の中からよみがえられたイエスを証しする証人であることを語ってから「このイエスの御名が、その御名を信じる信仰のゆえに、あなたがたがいま見ており知っているこの人を強くしたのです。イエスによって与えられる信仰が、この人を皆さんの目の前で完全なからだにしたのです。(使徒の働き3章1節―16節)」と、御名の威力を、御名を信じる信仰もイエス様によって与えられることを話したのでした。クリスマスに向かって美しいイルミネーションがあちこちで見られるこの時期、「私の口が主の誉れを語り、すべての肉なる者が聖なる御名を世々限りなくほめたたえますように。」という今日の聖句に心を合わせ、キリスト者にはイエスの御名を用いる特権が与えられていることを、恵みとまことに満ちておられる主がどのようにすばらしい方であるかを思い起こして主をほめたたえるとともに、ペテロのように死からよみがえられたキリストの証人として、すべての人が主を知り主の御名をほめたたえながら生きることができるように、主のすばらしさを人々にお分かちしようではありませんか。