主はいつくしみ深く、苦難の日のとりでである。主に身を避ける者たちを主は知っておられる。(ナホム書1章7節)

1.サムエル記第一30章1節ー19節
2.ヨブ記16章19節ー21節
3.詩篇37篇37節ー40節
4.ヨハネの福音書10章11節ー16節 

主はサタンに「おまえはわたしのしもべヨブに心を留たか。彼のように潔白で正しく、神を恐れ、悪から遠ざかっている者はひとりも地上にはいないのだが。」と仰せられると、サタンは主に、主がヨブを祝福しているからで、「あなたの手を伸べ、彼のすべての持ち物を打ってください。彼はきっと、あなたに向かってのろうに違いありません。」と言ったので、主はサタンがヨブを試みることを許されましたが、ヨブのいのちには触れないように命じられたので、略奪隊によって家畜は奪いさられ、大風によって子どもたちを失い、ヨブ自身もヨブと判明できないほどの悪性の腫物で苦しめられても主をのろわなかったためにサタンは敗北したのですが、ヨブの三人の友はヨブがヨブと見分けがつかない状態であったので、彼らはヨブを慰めずに、かえって非難したので、ヨブは苦しみましたが、今日の聖句が「主はいつくしみ深く、苦難の日のとりでである。」と語っているように、ヨブは「今でも天には、私の証人がおられます。私を保証してくださる方は高い所におられます。私の友は私をあざけります。しかし、私の目は神に向かって涙を流します。その方が、人のために神にとりなしてくださいますように。人の子がその友のために。(ヨブ記17章19節ー21節)」と告白されたのでした。結局、主は三人の友にヨブのところに行き全焼のいけにえを捧げるように、ヨブが彼らのために祈ってもらうように仰せられたのでした(ヨブ記42章8節)。今日の聖句が「主に身を避ける者たちを主は知っておられる。」と語っているように主はヨブのことをご存知だったように、私たちのことをも私たち以上によくご存知で、罪に定められないように祈っていてくださることを、神に愛されていることを、いつくしみ深い主がいつも共にいてくださることを忘れないで生きるようにしようではありませんか。