主のみおしえは完全で、たましいを生き返らせ、主のあかしは確かで、わきまえのない者を賢くする。（詩篇19篇7節）
1．詩篇23篇1節ー3節
2．マタイの福音書16章13節ー21節
3． ヨハネの福音書14章22節ー27節
4．テモテへの手紙第二2章14節ー17節
イエス様が、ご自分がエルサレムに行って、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受け、殺され、そして三日目によみがえらなければならないことを弟子たちに示し始められると、ペテロはイエス様を引き寄せて「主よ。神のみ恵みがありますように。そんなことが、あなたに起こるはずがありません。」と、いさめたり（マタイの福音書16章15節ー22節）、イエス様が「シモン、シモン。見なさい。サタンが、あなたがたを麦のようにふるいにかけることを願って聞き届けられました。しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」と話されると、ペテロは「全部の者があなたにつまづいても、私は決してつまずきません。（マタイの福音書26章33節）」「主よ。ごいっしょになら、牢であろうと、死であろうと、覚悟はできております。」と申し上げましたが、イエス様が「きょう鶏が鳴くまでに、あなたは三度、わたしを知らないと言います。」と仰せられたように彼はイエス様のことを知らないと三度目に言った時、イエス様のことばを思い出して激しく泣いたのですが（ルカの福音書22章31節ー34節及び61節ー62節）、死からよみがえられたイエス様にお会いして生ける希望を持っただけでなく（ペテロの手紙第一1章3節）、イエス様が約束されたように（ヨハネの福音書14章26節）聖霊の力に満たされたペテロは生まれながら足のなえた方がいやされたのは、「イエスの御名が、その御名を信じる信仰のゆえに、あなたがたがいま見ており知っているこの人を強くしたのです。イエスによって与えられる信仰が、この人を皆さんの目の前で完全なからだにしたのです。（使徒の働き3章16節）」と、もはや自分を誇るのではなく「あなたがたの信仰と希望は神にかかっているのです。（ペテロの手紙第一1章21節）」と、今日の聖句が「主のみおしえは完全で、たましいを生き返らせ、主のあかしは確かで、わきまえのない者を賢くする。」と語っているように、彼は挫折しましたが真理を知り、賢くされたのでした。真理であり、恵みに満ちているみことばをしっかり握って生きようではありませんか。