小さな群れよ。恐れることはない。あなたがたの父は、喜んであなたがたに御国をお与えになるからです。(ルカの福音書12章32節)

1.士師記7章1節ー14節
2.歴代誌第二20章1節ー15節
3.マタイの福音書6章26節ー33節
4.ピリピ人への手紙3章17節ー4章1節

文化庁の統計によると、日本のクリスチャン人口は1%とされていますが、異端の人も含まれている可能性があり、実際はもっと低いのではないか、とも言われています。イエス様は「小さな群れよ。恐れることはない。」と励まされてから「あなたがたの父は、喜んであなたがたに御国をお与えになるからです。」と仰せられました。御国は神の御支配、神の愛と恵みによるものです。興味深いことに主はギデオンに「あなたといっしょにいる民は多すぎるから、わたしはミデアン人を彼らの手に渡さない。イスラエルが『自分の手で自分を救った』と言って、わたしに向かって誇るといけないから」と仰せられ、32000人から300人にまで減らされましたし、大軍が攻めてくるのを知って恐れたヨシャパテが「私たちに立ち向かって来たこのおびただしい大軍に当たる力は、私たちにはありません。私たちはどうすればよいのかわかりません。ただ、あなたに私たちの目を注ぐのみです。」と申し上げると、主は「あなたがたはこのおびただしい大軍のゆえに恐れてはならない。気落ちしてはならない。この戦いはあなたがたの戦いではなく、神の戦いであるから。」と仰せられ、彼らが「主に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。」と賛美すると、主は伏兵を設けてユダに攻めてきた人々を襲わせ、伏兵は互いに力を出して滅ぼし合い、勝利を与えられたのでした。主はヨシュアに「強くあれ、雄々しくあれ」と二度仰せられてから三度目には「わたしは命じたではないか。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。」と恐れないように命じられたのでした。恐れたり、思い煩って悩んでいる時、主は私たち自身より私たちをよくご存知な方であることを、御国の民とされていること、すなわち神の愛と恵みによって生かされていることを思い起こそうではありませんか。