あなたがたは、死者の中からこのキリストをよみがえらせて彼に栄光を与えられた神を、キリストによって信じる人々です。このようにして、あなたがたの信仰と希望は神にかかっているのです。(ペテロの手紙第一1章21節)

1.創世記14章21節ー15章6節
2.ヨハネの福音書20章24節ー29節
3.使徒の働き3章1節ー16節
4. ローマ人への手紙4章2節ー5節

「主よ。ごいっしょになら、牢であろうと、死であろうと、覚悟はできております。」と申し上げたペテロが三度イエス様のことを知らないということをご存知であったイエス様はペテロの信仰がなくならないように祈られたのでした。ペテロは挫折したのですが、死からよみがえられたイエス様の方からペテロにご自身を現わされたのでした。復活の主にお会いし、聖霊に満たされたペテロは生まれながら足なえの人に「金は私にはない。しかし、私にあるものを上げよう。ナザレのイエス・キリストの名によって、歩きなさい。」と言って彼の右手を取って立たせると彼は歩き出し、ヨハネとペテロと一緒に神を賛美しつつ宮に入ったのを見て非常に驚いた人々にペテロは「イスラエルの人たち。なぜこのことに驚いているのですか。なぜ、私たちが自分たちの力とか信仰深さとかによって彼を歩かせたかのように、私たちを見つめるのですか。」と話されてから「このイエスの御名が、その御名を信じる信仰のゆえに、あなたがたがいま見ており知っているこの人を強くしたのです。イエスによって与えられる信仰が、この人を皆さんの目の前で完全なからだにしたのです。(使徒の働き3章6節ー16節)」と、「あなたがたは、死者の中からこのキリストをよみがえらせて彼に栄光を与えられた神を、キリストによって信じる人々です。このようにして、あなたがたの信仰と希望は神にかかっているのです。」と、信仰の真髄を語っています。ヘブル人への手紙11章6節に「信仰がなくては、神に喜ばれることはできません。」ありますが、パウロも「神がおのおのに分け与えてくださった信仰の量りに応じて」と語っているように、今与えられている信仰を感謝すると共に、神に喜ばれている存在であることを忘れないようにしようではありませんか。