あなたがたは、死者の中からこのキリスト・イエスをよみがえらせて彼に栄光を与えられた神を、キリストによって信じる人々です。このようにして、あなたがたの信仰と希望は神にかかっているのです。(ペテロの手紙第一1章21節)

1.使徒の働き3章1節ー16節
2.コリント人への手紙第一15章3節ー22節
3.. ヘブル人への手紙12章2節ー12節
4.ペテロの手紙第一1章3節ー7節 

人は生まれながら信じる力を持っていますが、その力がどの方向に向かうかによって、宗教家として生きるのか信仰者として生きているかの違いをかもし出すのではないでしょうか。イエス様はペテロに「シモン、シモン。見なさい。サタンが、あなたがたを麦のようにふるいにかけることを願って聞き届けられました。しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」と仰せられると、ペテロが「主よ。ごいっしょになら、牢であろうと、死であろう と、覚悟はできております。」と申し上げましたが、イエス様が「ペテロ。あなたに言いますが、きょう鶏が鳴くまでに、あなたは三度、わたしを知らないと言います。」と言われたように、ペテロは三度イエス様と自分との関係を否定しましたが、三度目にイエス様が振り向いてペテロを見つめられると、ペテロはイエス様のことばを思い出し、外に出て激しく泣いたのでしたが、死からよみがえられイエス様にお会いし、聖霊に満たされたペテロは生まれつき足のなえた人がいやされたのはイエスの御名が、その御名を信じる信仰のゆえに、あなたがたがいま見ており知っているこの人を強くしたのです。イエスによって与えられる信仰が、この人を皆さんの前で完全なからだにしたのです。(使徒の働き3章1節ー16節)」と、もはや自分の信仰を誇るものではなく、イエス様が死からよみがえられたことによって生ける希望をもった事を語っているように、「あなたがたは、死者の中からこのキリスト・イエスをよみがえらせて彼に栄光を与えられた神を、キリストによって信じる人々です。このようにして、あなたがたの信仰と希望は神にかかっているのです。」と、私たちを励ましていてくださいます。信仰の創始者であり完成者であるイエス様から目を離さないようにしようではありませんか(ヘブル人への手紙12章2節)。