人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです。欲がはらむと罪を生み、罪が塾すると死を生みます。愛する兄弟たち。だまされないようにしなさい。(ヤコブの手紙1章14節ー16節)

1.マタイの福音書16章16節ー23節
2.コリント人への手紙第二2章9節ー11節
3.エペソ人への手紙6章10節ー20節
4.ペテロの手紙第一5章7節ー11節

蛇に化身した悪魔は、善悪の知識の木から取って食べないように仰せられた警告を直接聞いていなかったエバに、悪魔は「あなたがたは決して死にません。あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。」といかにも本当の理由を自分は知っているかのように言って、エバをだましたのでした。ところで、ヤコブは「人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです。欲がはらむと罪を生み、罪が塾すると死を生みます。」と語ってから「愛する兄弟たち。だまされないようにしなさい。」と警告しています。パウロは「終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。(エペソ人への手紙6章10節ー12節)」と、真の敵は人ではなく悪魔や悪霊であることを、また「私が何かを赦したのなら、私の赦したことは、あなたがたのために、キリストの御前で赦したのです。これは、私たちがサタンに欺かれないためです。私たちはサタンの策略を知らないわけではありません。(コリント人への手紙第二2章10節ー11節)」と、「キリスト・イエスにつく者は、自分の肉を、さまざまの情欲や欲望とともに、十字架につけてしまったのです。(ガラテヤ人への手紙5章24節)」と、また「満ち足りる心を伴う敬虔こそ、大きな利益を受ける道です。」と、悪魔の策略に勝利する秘訣を語っています。偽り者である悪魔に騙されないように、真理の、いのちのみことばをしっかり握って(ピリピ人への手紙2書16節)生きようではありませんか。