私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの恵みと知識において成長しなさい。このキリストに、栄光が、今も永遠の日に至るまでもありますように。アーメン。(ペテロの手紙第二3章18節)

1.使徒の働き20章29節ー32節
2.ローマ人への手紙5章20節ー6章11節
3.コリント人への手紙第一15章3節ー11節
4.コロサイ人への手紙1章3節ー9節 

パウロは「私があなたがたのに最もたいせつなこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書の示すとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、又、葬られたこと、また、聖書の示すとおりに、三日目によみがえられたこと、また、ケパに現れ、それから十二弟子に現れたことです。」と、「ケパ」すなわちペテロの名を出してから、ペテロが「私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの恵みと知識において成長しなさい。」と勧めているように、「私は使徒の中で最も小さい者であって、使徒と呼ばれる価値のない者です。なぜなら、私は神の教会を迫害していたからです。ところが、神の恵みによって、私は今の私になりました。そして、私に対するこの神の恵みは、むだにはならず、私はほかのすべての使徒たちよりも多く働きました。しかし、それは私ではなく、私にある神の恵みです。」と恵みに生きられたのでした。ヘブル人への手紙4章16節に「私たちは、あわれみを受け、また恵みをいただいて、おりにかなった助けを受けるために、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか。」と、ヘブル人への手紙12章2節ー3節は、私たちの心が元気を失い、疲れ果ててしまわないために、信仰の創始者であり完成者であるイエスから目を離さないように勧めています。福音書の弟子たちはだれが一番偉いかなどと論議しましたが、イエス様がどのような方であるのかを知ったペテロが「このキリストに、栄光が、今も永遠の日に至るまでもありますように。アーメン。」と、キリストに栄光を帰す人に変えられたように、私たちもイエス様がどのような方であるのかを、恵みによって救われていることを忘れずに、主に栄光を帰して生きようではありませんか。