見よ。やみが地をおおい、暗やみが諸国の民をおおっている。しかし、あなたの上には主が輝き、その栄光があなたの上に現れる。(イザヤ書60章2節)
1.出エジプト記10章21節ー23節
2.イザヤ書8章17節ー9章7節
3.ヨハネの福音書1章1節ー17節
4.コリント人への手紙第二3章6節ー18節
創世記1章1節ー4節に「初めに、神が天と地を創造した。地は茫漠として何もなかった。やみが大水の上にあり、神の霊が水の上を動いていた。神は仰せられた。『光があれ。』すると光があった。神は光を見て良しとされた。神は光とやみとを区別された。」と、今日の聖句が「 見よ。やみが地をおおい、暗やみが諸国の民をおおっている。しかし、あなたの上には主が輝き、その栄光があなたの上に現れる。」と語っているように、エジプト全土が三日間やみにおおわれても主の民であるイスラエル人の住む所には光があった(出エジプト記10章23節)、とあります。一方、ヨハネは「この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。(福音書1章4節ー5節)」と、自然界における光にしても、霊的な領域においても光をもたらすことができるのは主であることを語っています。パウロは「彼らは神を知っていながら彼らは、その神を神としてあがめず、感謝もせず、かえってその思いはむなしくなり、その無知な心は暗くなりました。彼らは、自分では知者であると言いながら、愚かな者となり、滅ぶべき人間や、鳥、獣、はうもののかたちに似た物と代えてしまいました。(ローマ人への手紙1章21節―23節)」と、どんなに人の知恵にたけていても、心が暗い状態にあることを語っていますが、その原因を、「この世の神が不信者の思いをくらませて、神のかたちであるキリストの栄光にかかわる福音の光を輝かせないようにしているのです。(コリント人への手紙 4章3節―4節)」と世全体を支配しているこの世の神、すなわち悪魔(サタン)の働きであることを語っています。今日の聖句やコリント人への手紙第二3章18節「私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、、御霊なる主の働きによるのです。」を心に留めて、月自体には光がありませんが、太陽の光を反射して輝いているように世の光である主を仰ぎ見るとともに、人々が暗やみから光に、サタンの支配から神に立ち返るように(使徒の働き26章18節)とりなして祈ろうではありませんか。
