ダニエルはこう言った。「神の御名はとこしえからとこしえまでほむべきかな。知恵と力は神のもの。神は、季節と時を変え、王を廃し、王を立て、知者には知恵を、理性のある者には知識を授けられる。神は、深くて測り知れないことも、隠されていることをもあらわし、暗黒にあるものを知りご自身に光を宿す。(ダニエル書2章20節-22節)
1.ヨブ記16章19節ー22節
2.ダニエル書4章5節ー37節
3.ローマ人への手紙11章25節ー12章1節
4.エペソ人への手紙1章18節ー19節
ネブカデネザル王は呪法師、呪文師、呪術者、カルデヤ人(天文学や占星術を発達させ、知識人とされていた)を呼び寄せてご自分が見た夢とその夢を解き明かすように命じたので、彼らが「王よ。しもべたちにその夢をお話しください。そうすれば、解き明かしてごらんにいれます。」と申し上げたのに、王は見た夢を話さなかったために、カルデヤ人たちが「この地上には、王の言われることを示すことのできる者はひとりもありません。どんな偉大な権力のある王でも、このようなことお呪法師や呪文師、あるいはカルデヤ人に尋ねたことはかつてありません。王のお尋ねになることは、むずかしいことです。肉なる者とその住まいを共にされない神々以外には、それを王の前に示すことのできる者はいません。」と申し上げると、王は怒ってバビロンの知者をすべて滅ぼすように命じたのですが、そのことを聞いたダニエルは同僚のハナヌヤ、ミシャエル、アザルヤと一緒に祈ると、主が夢と解き明かしを啓示されたので、「神の御名はとこしえからとこしえまでほむべきかな。知恵と力は神のもの。神は、季節と時を変え、王を廃し、王を立て、知者には知恵を、理性のある者には知識を授けられる。神は、深くて測り知れないことも、隠されていることをもあらわし、暗黒にあるものを知りご自身に光を宿す。」と語ってから「私の先祖の神。私はあなたに感謝し、あなたを賛美します。あなたは私に知恵と力とを賜い、今、私たちがあなたに請いねがったことを私に知らせ、王のことを私たちに知らせてくださいました」と主に感謝と賛美をささげたのでした。ネブカデネザル王は再び夢を見たのですが、その夢を解き明かしたダニエルは王が高ぶらないように警告したのですが、王は高ぶったためにホームレスになったのですが、王に理性が戻ったとき、ダニエルが語ったように王は主を知る者となり主を誉めたたえたのでした( ダニエル書4章5節ー37節)。私たちも主に感謝し主を褒め称えて生きようではありませんか。
