主よ。私の祈りを聞き、私の願いに耳を傾けてください。あなたの真実と義によって、私に答えてください。(詩篇143篇1節)
1.歴代誌第二20章1節ー26節
2.コリント人への手紙第二1章19節ー22節
3.ガラテヤ人への手紙3章15節ー22節
4.ヘブル人への手紙5章7節ー10節
ヨブ記は一番古い書と言われています。三人の友から中傷されたヨブは「今でも天には、私の証人がおられます。私を保証してくださる方は高い所におられます。私の友は私をあざけります。しかし、私の目は神に向かって涙を流します。その方が、人のために神にとりなしをしてくださいますように。人の子がその友のために。(ヨブ記16章19節ー21節)」と、今日の聖句は「主よ。私の祈りを聞き、私の願いに耳を傾けてください。」と祈ってから、「あなたの真実と義によって、私に答えてください。」と、祈りや願いに対しする主の答えが真実と義によるものであることを願っていますが、それはヨハネが「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子として栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。」とイエス様のことを紹介してから「私たちはみな、この方の満ち満ちた豊かさの中から、恵みの上にさらに恵みを受けたのである。というのは、律法はモーセによって与えられ、恵みとまことはイエス・キリストによって実現したからです。」と(福音書1章14 節及び16節ー17節)、パウロが「すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるのです。(ローマ人への手紙3章23節ー24節)」と、真実と義はキリストにあることがわかります。主は真実な方であることを、私たちの益となることだけを思って私たちの祈りや願いに応えられることを心に据えて、祈りや願いが自分の思いと異なっているようなことがあっても、それこそが最善のものであることを認め、主を信頼して生きようではありませんか。
