神に従いなさい。そして悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げます。(ヤコブの手紙3章7節)
1.ルカの福音書8章27節ー39節
2.ローマ人への手紙8章27節ー31節
3.エペソ人への手紙6章10節ー20節
4.ヨハネの手紙第一4章1節ー6節
ヨブ記1章と2章において主が悪魔とも呼ばれるサタンに「おまえはわたしのしもべヨブに心を留めたか。彼のように潔白で正しく、神を恐れ、悪から遠ざかっている者はひとりも地上にはいないのだが。」と仰せられると、サタンは主がヨブを祝福されているからで「あなたの手を伸べ、彼のすべての持ち物を打ってください。彼はきっと、あなたに向かってのろうに違いありません。」と答えたので、「では、彼のすべての持ち物をおまえの手に任せよう。ただ彼の身に手を伸ばしてはならない。」と仰られると、サタンは略奪隊、すなわち、人災や自然災害をもって家畜や若者たちだけでなく、子どもたちも失っただけでなく、ヨブ自身も悪性の腫物に苦しめられましたが、ヨブは主をのろうことをしなかったので、サタンは敗北して2章以降には全く姿を消しています。イエス様はサタンの策略について神のことを考えないように仕向けることを語っています(マタイの福音書16章23節)。ところで、イエス様が悪霊につかれ長い間着物を着けずに墓場に住んでいた男性から悪霊が出て行くように命じと、叫び声をあげて御前にひれ伏し大声で「いと高き子、イエスさま。いったい私に何をしようというのです。お願いです。どうか私を苦しめないでください。」と、底知れぬ所に行け、と命じないように、豚に入らせてください、と願ったのでした( ルカの福音書8章27節ー39節)。私たちは、とかくサタンや悪霊に目を向けてしまいがちになりますが、サタンや悪霊が恐れるイエス様が聖霊なる神として内住しておられることを忘れず、今日の聖句「神に従いなさい。そして悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げます。」をしっかりと握り、信仰の創始者であり完成者であるキリストにある者として生きるようにしようではありませんか。
