主よ。まことにあなたはいつくしみ深く、赦しに富み、あなたを呼び求めるすべての者に、恵み豊かであられます。。(詩篇86篇5節)
1.詩篇103篇8節ー14節
2.哀歌3章22節ー26節
3.ヨハネの福音書1章14節ー17節
4.ローマ人への手紙10章9節ー13節
ダビデの生涯を見ると、二度ほどご自分のいのちを狙っていたサウルを手にかける機会が二度ほどありましたが、手を下すことなく主を信頼し主にお任せしましたが(サムエル記第一24章1節~10節及び26章2節ー12節)、その一方で、自分で自分のいのちを守ろうとして祭司アヒメレクを(サムエル記第一21章1節ー2節)、ペリシテ人の王アキシ王の信用を得るために(サムエル記第一27章1節ー12節)だましたり、バテシバと姦淫の罪を犯しただけでなく、バテシバの夫ウリアを戦死させるようなことをしてさまざまな罪を犯しましたが、主に立ち返りると、主は常に罪を赦されただけでなく、勝利を、栄光を現されたのでした。ダビデは主が真実な方であることを知り、「主よ。まことにあなたはいつくしみ深く、赦しに富み、あなたを呼び求めるすべての者に、恵み豊かであられます。」と、主がどのような方なのかを語っています。パウロは「私は以前は、神をけがす者、迫害する者、暴力をふるう者でした。それでも信じていないときに知らないでしたことなので、あわれみを受けたのです。私たちの主の、この恵みは、キリスト・イエスにある信仰と愛とともに、ますます満ちあふれるようになりました。(テモテへの手紙第一1章13節ー14節)」と告白しています。恵みとまことに満ちておられ、恵みとまことを実現してくださったイエス様は私たちが罪に定められないように祈ってくださっていることを、いつくしみ深く恵みに満ちておられる方であることを忘れずに主を信頼し、主をほめたたえて生活しようではありませんか。
