私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させてくださるのは神です。それで、たいせつなのは、植える者でも水を注ぐ者でもありません。成長させてくださる神なのです。(コリント人への手紙3章6節ー7節)

1.コリント人への手紙第一2章1節ー5節
2.エペソ人への手紙4章1節ー1節
3.テサロニケへの手紙第一5章23節ー24節
4.ヘブル人への手紙12章2節ー11節

パウロはコリントの聖徒たちが、ことばといい、知識といい、すべてにおいて、キリストにあって豊かな者とされたこと、キリストについてのあかしが確かになり、どんな賜物にも欠けるところがなく、また熱心に私たちの主イエス・キリストの現れを待つようにされたのは神の恵みのゆえであるがためにあなたがたのことをいつも神に感謝しているだけでなく、「主も、あなたがたを、私たちの主イエス・キリストの日に責められるところのない者として、最後まで堅く保ってくださいます。」と語るとともに「どうか、みなが一致して、仲間割れすることなく、同じ心、同じ判断を完全に保ってください。」とコリントの教会が抱えている問題点も指摘されてから(コリント人への手紙第一1章4節ー8節及び10節)、「あなたがたの間にねたみや争いがあることからすれば、あなたがたは肉に属しているのではありませんか。ある人が『私はパウロにつく』と言えば、別の人は、『私はアポロに』と言う。そういうことでは、あなたがたは、ただの人たちではありませんか。」と具体的に話されてから「私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させてくださるのは神です。それで、たいせつなのは、植える者でも水を注ぐ者でもありません。成長させてくださる神なのです。」人よりも神のことを考慮して生きるように勧められました(コリント人への手紙第一3章3節ー4節及び6節ー7節)。イエス様は第一の戒めとして神との関係を語られてから、第二の戒めとして隣人を自分のように愛しなさい、と人間関係に触れています。ですから、。私たちは互いに助け合い、祈り合い、支えあうことは大切ですが、神関係よりも人間関係に重きをおきすぎてしまうと、神よりも人に頼ってしまったり、他者と比較して優越感をもったり劣等感をもったりしてしまいがちになりますが、主は私たちひとりひとりを責任もって育てて下さることを忘れないようにしようではありませんか。