私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神はキリストにあって、天にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。すなわち、神は私たちを世界の基の置かれる前から彼にあって選び、御前で聖く、傷のない者にしようとされました。神は、みむねとみこころのままに、私たちをイエス・キリストによって自分の子にしようと、愛をもってあらかじめ定めておられました。(エペソ人への手紙1章3節ー5節)
1.イザヤ書46章3 節ー10節
2.ヨハネの福音書15章9節ー16節
3.使徒の働き26章1節ー23節
4.エペソ人への手紙3章2節ー11節
パウロは他のユダヤ人同様神に対して熱心に仕えていましたが、キリストを信じる信仰によって神から与えられる神の義を知らずに自分の義に生きてキリスト者を迫害していたのですが、キリスト者を迫害するために向かっていたダマスコの途上でイエス様から声をかけられ、「使徒となったパウロー私が使徒となったのは、人間から出たことでなく、また人間の手を通したこともなく、イエス・キリストと、キリストを死者の中からよみがえらせた父なる神によったのです。ー(使徒の働き1章1節)」と、使徒として、キリストの証人として生きる使命が与えられ、ほかのすべての使徒たちより多く働かれましたが、それは恵みによるものである(コリント人への手紙第一15章9節ー10節)、と告白しているように、彼だけでなく弟子たちにとっても思いもよらない神のご計画でした。ですから、パウロは「私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神はキリストにあって、天にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。すなわち、神は私たちを世界の基の置かれる前から彼にあって選び、御前で聖く、傷のない者にしようとされました。神は、みむねとみこころのままに、私たちをイエス・キリストによって自分の子にしようと、愛をもってあらかじめ定めておられました。」と、神のご計画の確かさを語っています。神に選ばれていること、神のご計画は私たちの願うところ、思うところのすべてを越えているものであることを、この世が与えることのできない天にある全ての祝福をー永遠のいのちが与えられていること、神の子とされており天国の住人とされていること、等々ー、神に愛されていることを忘れないようにしようではありませんか。
