どうか、望みの神が、あなたがたを信仰によるすべての喜びと平安をもって満たし、聖霊の力によっ望みにあふれさせてくださいますように。(ローマ人への手紙15章13節)

1.詩篇94篇16節ー19節
2.ローマ人への手紙4章25節ー5章5節
3.ペテロの手紙第一1章1節ー9節
4.ペテロの手紙第一2章4節ー8節 

イエス様は、ペテロや弟子たちに、ご自分がエルサレムで長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受けるだけでなく、殺されるけれども三日目によみがえることやイエス様を裏切る者がだれなのかを前もって話されただけでなく(マタイの福音書16章21節、ヨハネの福音書13章21節ー26節)、「私たちはあなたが神から来られたことを信じます。」と告白した弟子たちに「あなたがたは今、信じているのですか。見なさい。あなたがたが散らされて、それぞれ自分の家に帰り、わたしひとりを残す時が来ます。いや、すでに来ています。しかし、わたしはひとりではありません。父がわたしといっしょにいるからです。わたしがこれらのことを話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」と仰せられたのでした。ヨハネが「イエスが死人の中からよみがえられたとき、弟子たちは、イエスがこのように言われたことを思い起こして、聖書とイエスが言われたことばとを信じた。(ヨハネの福音書2章22節)」と、死からよみがえられたイエス様にお会いし、聖霊に満たされたペテロは生ける希望を知る者となられ「主に信頼する者は決して失望させられることがない。」と語っています。パウロが「どうか、望みの神が、あなたがたを信仰によるすべての喜びと平安をもって満たし、聖霊の力によっ望みにあふれさせてくださいますように。」と祈っておられるように、慰め主であり神の愛を注いでくださる聖霊の力に満たされるように願うとともに、この世や私たちの力や努力では得ることができない救いの喜びや平安を与えてくださる望みの神を信頼するようにしようではありませんか。