キリストの中に根ざし、また建てられ、また、教えられたとおり信仰を堅くし、あふれるばかり感謝しなさい。(コロサイ人への手紙2章7節)
1.マタイの福音書7章15節ー29節
2.ヨハネの福音書15章3節ー17節
3.コロサイ人への手紙3章9節ー17節
4. ヘブル人への手紙12章2節ー16節
キリスト者となったパウロの願いはキリストの中にある者と認められることでしたので、キリスト者に「キリストの中に根ざし、また建てられ、また、教えられたとおり信仰を堅くし、あふれるばかり感謝しなさい。」と勧めていることばには、キリスト者が留意すべき点が挙げられています。イエス様は「わたしにとどまりなさい。わたしも、あなたがたの中にとどまります。枝がぶどうの木についていなければ、枝だけでは実を結ぶことができません。同様にあなたがたも、わたしにとどまっていなければ、実を結ぶことができません。(ヨハネの福音書15章4節)」とイエス様との関係がいかに大切であるかを話されました。ペテロは信仰はキリストによって与えられるものであるために「信仰と希望は神にかかっている」と語っています(使徒の働き3章16節、ペテロの手紙第一1章21節)。パウロはキリスト者に「世と調子を合わせてはいけません。」と、この世の生きている限り、この世のものは必要ですが、この世の価値観や生き方に同調するのではなく、キリストによって与えられている恵みがどれほどのものなのかを忘れずに、パウロが「あふれるばかり感謝しなさい。(原語は、感謝にあふれ続けるようにしなさい)」と勧めているように、今も恵みとまことに満ちておられ、罪に定められないようにとりなしていてくださり信仰を完成してくださるイエス様から目を離さずに感謝をささげながら生きるようにしようではありませんか。
