万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。(ペテロの手紙第一4章7節)

1.マタイの福音書24章3節ー14節
2.ローマ人への手紙13章11節ー14節
3.ペテロの手紙第一1章22節ー2章12節
4.ペテロの手紙第二3章3節ー13節

弟子たちが宮の建物を指し示すと、イエス様が「このすべての物に目を見張っているのでしょう。まことに、あなたがたに告げます。ここでは、石がくずされずに、積まれたまま残ることは決してありません。」と言われたので、弟子たちが「お話しください。いつ、そのようなことが起きるのでしょう。あなたの来られる時や世の終わりには、どんな前兆があるのでしょう。」と尋ねると「人に惑わされないように気をつけなさい。」と仰せられてから「民族には民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々にききんと地震が起こります。しかし、そのようなことはみな、産みの苦しみの初めなのです。」と仰せられたように、近年、かつてないほど民族間の戦いが激しくなり、ユーゴスラビアはクロアチアなど6カ国に分かれ、チェコスロヴァキアはチェコとスロヴァキアとなるなどヨーロッパはかつてのヨーロッパでなくなっていますし、スウェーデンは地震のない国でしたが、日本では震度1位だそうですが地震が起こり、昨日は宮崎や大分などが地震に見舞われた事と共に、いつ起こるかわからない南海トラフ地震への備えを報道は促しておりました。イエス様から世の終わりの時の前兆を聞いておられたペテロは「万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。」と、祈る時、留意すべきことを語っています。パウロが「あなたがたは、今がどのような時かを知っているのですから、このように行いなさい。あなたがたが眠りからさめるべき時刻がもう来ています。というのは、私たちが信じたころよりも、今は救いが私たちにもっと近づいているからです。(ローマ人への手紙13章11節)」と語っているように、主が再臨される時が近づいていることを心に据えて、世の人々のように恐れるよりも、主にお会いする備えをすると共に、人々の救いのために祈ろうではありませんか。