わたしには、あなた方に話すことがまだたくさんありますが、今あなたがたはそれに耐える力がありません。しかし、その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導きいれます。御霊は自分から語るのではなく、聞くままを話し、また、やがて起ころうとしていることをあなたがたに示すからです。御霊はわたしの栄光を現します。わたしのものを受けて、あなたがたに知らせるからです。(ヨハネの福音書16章12節~14節)

1.ヨハネの福音書15章26節ー16章4節
2.使徒の働き1章4節ー8節
3.エペソ人への手紙1章3節ー14節
4.エペソ人への手紙6章18節ー20節

イエス様は「わたしには、あなた方に話すことがまだたくさんありますが、今あなたがたはそれに耐える力がありません。」と仰せられてから、「しかし」と、そのような状態を変えてくださるのは「その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導きいれます。御霊は自分から語るのではなく、聞くままを話し、また、やがて起ころうとしていることをあなたがたに示すからです。御霊はわたしの栄光を現します。わたしのものを受けて、あなたがたに知らせるからです。」と御霊の働きによるものであることを話されたのでした。イエス様は使徒たちが迫害さてたり殺されたりすることを話されましたが、具体的に誰が何をするかを話されませんでした。死からよみがえられたイエス様は「聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」と約束されたように聖霊が下り、聖霊に満たされたペテロは人を恐れず、他の弟子たちといっしょに立ちあがってはイエス様のことを大胆に証しされたので、3000人が救われて教会が生まれたのですが、それは聖霊の働きがあってのことでした。パウロは「聖霊は私たちが御国を受け継ぐことの保証です。これは神の民の贖いのためであり、神の栄光がほめたたえられるためです。(エペソ人への手紙1章14節)」と語っています。パウロが勧めているように聖霊を悲しませたり、聖霊を消す、すなわち聖霊が働きにくいような状態にならないように、いのちのみことばをしっかり握ってキリストの証人として生きるようにしようではありませんか。