どうか、私たちの主イエス・キリストの神、すなわち栄光の父が、神を知るための知恵と啓示の御霊を、あなたがたに与えてくださいますように。また、あなたがたの心の目がはっきり見えるようになって、神の召しによって与えられる望みがどのようなものか、聖徒の受け継ぐものがどのように栄光に富んだものか、また、神の全能の力の働きによって私たち信じる者に働く神のすぐれた力がどのように偉大なものであるかを、あなたがたが知ることができますように。(エペソ人への手紙1章17節ー19節)

1.ダニエル書2章1節ー23節
2.ヨハネの福音書14章22節ー27節
3.コリント人への手紙第一1章18節ー25節
4.コリント人への手紙第一2章1節ー12節 

夢を見て心が騒ぎ、不眠に陥ったネブカデネザル王は、呪法師、呪文師、呪術師、カルデヤ人を呼に寄せて王が見た夢と夢の解き明かすように命じたのですが、彼らが「この地上には、王の言われることを示すことのできる者はひとりもありません。どんな偉大な権力のある王でも、このようなことを呪法師、あるいはカルデヤ人に尋ねたことはありません。王のお尋ねになることは、むずかしいことです。肉なる者とその住まいを共にされない神々以外には、それを王の前に示すことのできる者はいません。」と申し上げると王は怒り、大いにたけり狂い、バビロンの知者をすべて滅ぼせと命じたのですが、それを知ったダニエルは王にその解き明かしをするため、しばらくの時を与えてくださるように願い、同胞の三人と一緒に天の神のあわれみを請い願って祈ると神は全て(夢とその解き明かし)を啓示されたのでした。パウロは、町の多くの者たちが魔術、オカルト、占いにとらわれていたエペソの町にいる聖徒たちのために「どうか、私たちの主イエス・キリストの神、すなわち栄光の父が、神を知るための知恵と啓示の御霊を、あなたがたに与えてくださいますように。また、あなたがたの心の目がはっきり見えるようになって、神の召しによって与えられる望みがどのようなものか、聖徒の受け継ぐものがどのように栄光に富んだものか、また、神の全能の力の働きによって私たち信じる者に働く神のすぐれた力がどのように偉大なものであるかを、あなたがたが知ることができますように」と、キリスト者には神を知るための啓示の御霊が与えらており、ダニエルが経験されたように私たちの祈りに応えてくださる主であることを忘れたり、神の本質を見失ってしまうことがないように、パウロが祈られたのように互いに祈り合おうではありませんか