どうか、望みの神が、あなたがたを信仰によるすべての喜びと平和をもって満たし、聖霊の力によって望みにあふれさせてくださいますように。(ローマ人への手紙15章13節)
1.ヨハネの福音書8章1節ー12節
2.コリント人への手紙第一15章3節ー22節
3.コロサイ人への手紙1章3節ー14節
4.ペテロの手紙第一1章3節ー9節
箱根駅伝でシード権を得られる10位までに入るために4校が熾烈(しれつ)な戦いを繰り広げ、最後は1分53秒の差で順天堂大学が11位になり、シード権を失うことになりました。優勝した青山学院大学だけでなく全ての大学の選手たちは優勝を夢見て厳しい訓練に耐えていたように、望みは、人が生きための勇気や力、忍耐を与えますが、望みが叶えられると喜びが与えられますが、そうでないと悲しみだけでなく、後悔の念に悩まされるようなことがあるのではないでしょうか。この世が与えることのできる望みには保証がありませんし、この世は恵みのない世界です。地上のことだけに心が向いてしまうと、試練や苦労に押しつぶされ、心がなえてしまい、元気を失い、疲れ果ててしまうのではないでしょうか。私たちの神は単なる望みではなく死からのよみがえりをもって、生ける希望を与えてくださった望みの神であることを、すべてのことを益としてくださる方であることを、恵みによって神から私たちに賜ったものを知るために聖霊が与えられていることを忘れずに(コリント人への手紙第一2章12節)、多種多様な苦難を体験されたパウロが「どうか、望みの神が、あなたがたを信仰によるすべての喜びと平和をもって満たし、聖霊の力によって望みにあふれさせてくださいますように。」と祈られたように、互いに祈り合い、信仰を完成させてくださるイエス様のことを思って生きるようにしようではありませんか(ヘブル人への手紙12章2節ー3節)。