正しい者たち。主にあって喜べ。その聖なる御名に感謝せよ。(詩篇97篇12節)

1.ルカの福音書10章1節及び17節ー20節
2.ヨハネの福音書16章19節ー24節
3.使徒の働き3章1節ー16節
4.使徒の働き4章5節ー12節

パウロは旧約聖書を引用して「義人はいない。ひとりもいない。悟りのある人はいない。神を求める人はいない。すべての人が迷い出て、みな、無益な者となった。善を行う人はいない。ひとりもいない。」と語ると共に「すべての人は罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるのです。(ローマ人への手紙3章10節ー12節及び23節ー24節)」と語っているように、恵みによって救われているキリスト者は神の義をいただいて正しい者とされただけでなく、イエス様が「あなたがたは今まで、何もわたしの名によって求めたことはありません。求めなさい。そうすれば受けるのです。それはあなたがたの喜びが満ち満ちたものとなるためです。(ヨハネの福音書16章24節)」と仰せられたように、主の御名によって祈ることができる特権が与えられているのです。七十人の弟子たちは「主よ。ああたの御名を使うと、悪霊どもでさえ、私たちに服従します。」と御名の権威に驚き、喜んで報告されましたが、イエス様は「悪霊どもがあなたがたに服従するからといって、喜んではなりません。ただあなた方の名が天に書きしるされていることを喜びなさい。」と仰せられたのでした(ルカの福音書10章17節ー20節)。今日の聖句が「正しい者たち。主にあって喜べ。その聖なる御名に感謝せよ。」と勧めているように、正しい者とされ天に名が書かれていることを喜ぶとともに、主の御名の威力を忘れず、主の御名だけでなく、主の御名をもって祈ることができる特権が与えられていることをも感謝しようではありませんか。