愚かな者は英知を喜ばない。ただ自分の意見だけを表す。(箴言182節)

1.ヨハネの福音書81節ー13
2. 使徒の働き1716節ー32
3.コリント人への手紙第一118節ー25
4.テモテへの手紙1 3節ー4

クレネ人、アレキサンドリア人、キリキヤやアジヤから来た人々などが立ち上がって恵みと力に満ち、人々の間で、すならしい不思議なわざとしるしを行っていたステパノと議論をしたのですが、ステパノが知恵と御霊によって語っていたので、対抗することができなかったので、彼らは人々をそそのかして「私たちは彼がモーセと神とをけがすことば語るのを聞いた」と言わせただけでなく、民衆と長老たちと律法学者たちを扇動してステパノを襲って捕らえ、議会にひっぱって行ったので、それは彼が福音を語る機会となったのですが、今日の聖句が「愚かな者は英知を喜ばない。ただ自分の意見だけを表す。」と語っているように、人々は彼の話に耳を傾けず、かえってはらわたが煮え返る思いで歯ぎしりをし、ステパノが「見なさい。天が開けて、人の子が神の右に立っておられるのが見えます。」と言うと、人々は大声で叫びながらステパノに殺到し、「主よ。この罪を彼らに負わせないでください。」ととりなして祈るステパノを石で打ち殺してしまったのでした。イエス様は種蒔きのたとえ話をされてから、聞く耳を持つように勧めています。神を考慮せず自分の考えに固執するような生き方をする愚か者にならないために、自分の思いや考えで生きるよりも、真理のみことば、恵みに満ちているいのちのみことばをしっかり握って生きるようにしようではありませんか。