民衆がみなバプテスマを受けていたころ、イエスもバプテスマをお受けになり、そして祈っておられると、天が開け、聖霊が、鳩のような形をして、自分の上に下られるのをご覧になった。また、天から声がした。「あなたは、わたしの愛する子、わたしはあなたを喜ぶ。」(ルカの福音書3章21節ー22節)
1.サムエル記第二22章12節ー20節
2.ヨハネの福音書1章9節ー13節
3.使徒の働き1章4節ー8節及び2章1節ー33節
4.ローマ人への手紙8章15節ー16節
ルカの福音書には「 民衆がみなバプテスマを受けていたころ、イエスもバプテスマをお受けになり、そして祈っておられると、天が開け、聖霊が、鳩のような形をして、自分の上に下られるのをご覧になった。」と、マタイの福音書3章16節には記述されていませんが、聖霊が鳩のような形をして下ってくる前、イエス様は祈られたことが書かれています。イエス様は昇天される前、弟子たちに「さあ、わたしは、わたしの父の約束してくださったものをあなたがたに送ります。あなたがたは、いと高き所から力を着せられるまでは、、都にとどまっていなさい。(ルカの福音書24章49節)」と、「聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」と仰せられたのでした。イエス様が昇天されてから十日間弟子たちが祈っていると五旬節の日に聖霊が下り、聖霊に満たされたペテロがエルサレムで大胆に福音を語ったように、祈りと聖霊のお働きには密接な関係があります。イエス様はペテロだけでなく私たちにも「何でもあなたがたが地上でつなぐなら、それは天でもつながれており、あなたが地上で解くなら、それは天においても解かれるのです。(マタイの福音書16章19節)」と、約束されているだけでなく(マタイの福音書18章18節)、キリスト者には神の子としてくださる御霊が与えられており、イエス様同様、神に愛され、喜ばれている存在であることを(ゼパニヤ書3章17節)忘れないようにしようではありませんか。