平安のうちに私は身を横たえ、すぐ、眠りにつきます。主よ。あなただけが、私を安らかに住まわせてくださいます。(詩篇4篇8節)
1.詩編23篇1節ー6節
2.伝道者の書2章18節ー23節
3.ヨハネの福音書14章22節ー29節
4.ピリピ人への手紙4章6節ー7節
ダビデは「多くの者は言っています。『だれかわれわれに良い目を見せてくれないものか。』」と、世の人々が抱えている不安や虚しさを語っていますが、彼は「主よ。どうか、あなたの御顔の光を、私の上に照らしてください。あなたは私の心に喜びを下さいました。それは穀物と新しいぶどう酒が豊かにあるときにもまさっています。」と、目線を主に向けるとともに「平安のうちに私は身を横たえ、すぐ、眠りにつきます。主よ。あなただけが、私を安らかに住まわせてくださいます。」と語っています。ソロモンはシバの女王が驚くほどの豊かさを持っていましたが、自分が労して得た財を譲る後継者のことを考えると夜も眠れなかったのでした(伝道者の書2章18節ー23節)。ソロモンは「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ、これが人間取ってすべてである。(伝道者の書12章13節)」と結論づけたのでした。イエス様は「わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。世が与えるのとは違います。あなた方は心を騒がしてはなりません。恐れてはなりません。(ヨハネの福音書14章37節)」と語っています。ダビデのように生きるために「床の上で自分の心に語り、静まれ。義のいけにえをささげ、主に拠り頼め。」と勧めているように、どんなことも益とすることのできる静まって主のことを思い、主からの平安をいただいて生きようではありませんか。