いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。(テサロニケへの手紙第一5章15節ー18節)

1.詩篇16篇8節ー11節
2.詩篇100篇1節ー5節
3.ヨハネの福音書16章16節ー24節
4.ピリピ人への手紙4章4節ー7節

信仰のゆえに迫害され囚われの身になり獄中にあったにも関わらず、恵みを体験し神の願いや御心を知ったパウロは「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」とテサロニケの聖徒たちだけでなく、「いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。」と勧めるとともに「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。」と、ピリピの聖徒たちにも書かれたのでした。興味深いとにパウロは「キリスト・イエスにあって」「主にあって」と喜びも祈りも感謝もキリスト・イエスとの関係においけるものであることを強調しておられます。この世に生きている限り、喜べないようなこと、感謝できないような事なとさまざまな事を経験しますが、十字架にかけられただけでなく、死からよみがえられられ、すべての事を益としてくださるイエス様を見上げるなら、御子イエス様をお遣わしくださった神の愛を見るだけでなく、神の子とされていること神に愛されていることに気づかされ、この世が与えることのできない救いの喜びが湧き、神が望んでいるように感謝をもって祈ることができるのではないでしょうか。パウロが勧めているように恵みを無駄に受けないようにしようではありませんか(コリント人への手紙第二6章1節)。