正義は潔白な生き方を保ち、悪は罪人を滅ぼす。(箴言13章6節)

1.ローマ人への手紙12章9節ー21節
2.コリント人への手紙第二6章1節ー10節
3.エペソ人への手紙2章1節ー10節
4.エペソ人への手紙4章17節ー32節

今日の聖句は「正義は潔白な生き方を保ち、悪は罪人を滅ぼす。」と語っていますが、イザヤ書45章22節ー25節は「地の果てのすべての者よ。わたしを仰ぎ見て救われよ。わたしが神である。ほかにはいない。わたしは自分にかけて誓った。わたしの口から出ることばは正しく、取り消すことはできない。すべてのひざはわたしに向かってかがみ、すべての舌は誓い、わたしについて、『ただ、主にだけ、正義と力がある』と言う。主に向かっていきり立つ者はみな、主のもとに来て恥じ入る。イスラエルの子孫はみな、主によって義とされ、誇る」と、正義は、自分や人がどう思うかというものではなく、神ご自身であるとともに、パウロが「神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるのです。(ローマ人への手紙3章24節)」と語っているように、キリスト者もイスラエルの民同様主によって義とされているだけでなく、正義である神が備えてくださっている良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです(エペソ人への手紙2章10節)。今日の聖句に「悪は罪人を滅ぼします」とありますが、滅ぼされるべき罪人を救うために御子イエス様を人としてお遣わしになられたように神の正義は神の愛をも示しておられるのではないでしょうか。正義なる神が義の実を結ぶように私たちを訓練されるので、その時には喜ばしいものでなく、悲しく思われるようなことがありますが(ヘブル人への手紙12章11節)、神の愛、キリストの恵みを忘れないように生きようではありませんか。