主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。(詩篇23篇1節)
1.ヨハネの福音書6章32節ー25節
2. ローマ人への手紙8章32節ー39節
3.コリント人への手紙第二1節ー10節
4.エペソ人への手紙1章1節-14節
悪魔はイエス様を非常に高い山に連れて行き、この世のすべての国々とその栄華を見せて「もしひれ伏して私を拝むなら、これを全部あなたに差し上げましょう。」と誘惑しましたが、イエス様は「引き下がれ、サタン。『あなたの神である主を拝み。主にだけ仕えよ』と書いてある。」と仰せられ勝利されましたが(マタイの福音書4章8節ー10節)、悪魔はイエス様を誘惑したように、この世の豊かさに人々の目を向けさせるのではないでしょうか。ダビデはサウルからいのちを狙われ、逃亡生活を余儀なくされましたが、「主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。」と、迫害に会い苦悩されたパウロも「私たちすべてのために、ご自分の御子をさえ惜しまずに死に渡された方が、どうして、御子といっしょにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがありましょう。(ローマ人への手紙8章32節)。何も持たないようでも、すべてのものを持っています。(コリント人への手紙第二6章10節)」と告白しています。この世の豊かさは一時的なものですが、主が与えてくださっている豊かさはこの世が与えることのできないものであり、主は私たちの人生を導いてくださる方であることを忘れないようにしようではありませんか。