満ち足りる心を伴う敬虔こそ、大きな利益を受ける道です。(テモテへの手紙第一6章6節)
1.ヨハネの福音書6章24節ー35節
2.ヤコブの手紙1章13節ー16節
3.ヤコブの手紙4章1節ー4節
4.ヨハネの手紙第一2章15節ー17節
核兵器廃絶を訴え続けてきた活動が評価され、今年のノーベル平和賞を日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が授与することになったことが報道されました。人は平和を求めながらも戦争や争いが絶えない現実を歴史は語っています。戦争や争いが起きる原因をヤコブは「何が原因で、あなたがたの間に戦いや争いがあるのでしょう。あなたがたの中で戦う欲望が原因ではありませんか。(ヤコブの手紙4章1節)」と指摘しているように、満ち足りた心の欠如にあるのではないでそうか。イエス様は「わたしがいのちのパンです。わたしに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者はどんなときにも、決して渇くことがありません。(ヨハネの福音書6章35節)」と、満ち足りる心を得る秘訣はイエス様との関係にあることだけでなく、「祈るとき、異邦人のように同じことばを、ただくり返してはいけません。彼らはことば数が多ければ聞かれると思っているのです。だから、彼らのまねをしてはいけません。あなたがたの父なる神は、あなた方がお願いする先に、あなたがたに必要なものを知っておられるからです。」と祈るときの留意点を話されました。パウロはコリントの教会への結びのことばとして「主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがたすべてとともにありますように。」と祈られました。今日の聖句「満ち足りる心を伴う敬虔こそ、大きな利益を受ける道です。」に、アーメンと同意して生きるために神がどのような方なのかを忘れないようにしようではありませんか。