あなたがたは、今がどのような時か知っているのですから、このように行いなさい。あなたがたが眠りからさめるべき時刻がもう来ています。というのは私たちが信じたころよりも、今は救いが私たちにもっと近づいているからです。(ローマ人への手紙13章11節)

1.マタイの福音書24章1節ー35節
2.ヨハネの福音書14章1節ー7節
3.テモテへの手紙第二3章1節ー5節
4.ヨハネの手紙第一2章15節ー17節

人々は平和を望みながらも、毎日のように中近東やウクライナとロシアの戦争が報道されるだけでなく、アジアにおける中国の脅威は、これから世界はどうなってしまうのだろうと思わされますが、イエス様も聖書もハッキリと将来について語っています。イエス様が弟子たちに神殿が壊されることを話されると、弟子たちは「お話しください。いつ、そのようなことが起こるのでしょう。あなたの来られる時や世の終わりには、どんな前兆があるのでしょう。」と、神殿崩壊の時や主の再臨の時や世の終わりの時の三つの点について尋ねたのでした。神殿崩壊はA.D.70年に起こりましたし、イエス様が世の終わりの前兆として話された民族は民族に、国は国に敵対し、方々で地震が起きている状況が現実に起こっていますが、主の再臨はこれから起こることであり、世界は世の終わりに向かって時を刻んでいます。パウロは「あなたがたは、今がどのような時か知っているのですから、このように行いなさい。あなたがたが眠りからさめるべき時刻がもう来ています。というのは私たちが信じたころよりも、今は救いが私たちにもっと近づいているからです。」と、主の再臨の時と救いの完成の時が近づいて語っていますが、今はパウロの時よりもはるかに近づいていることを心に据えて、「主イエス・キリストを着なさい。肉の欲のために心を用いてはいけません。」と勧めているように、十字架の恵みを忘れずに主が喜ばれるように生きようではありませんか。