幸いなことよ。主に信頼し、高ぶる者や、偽りに陥る者たちの方に向かなかった、その人は。(詩篇40篇4節)
1.詩篇37篇1節ー6節
2. 箴言3章5節ー6節
3. 詩篇73篇1節ー28節
4.詩篇86篇1節ー11節
世が考える「幸いなこと」は、通常自分の考えにそって物事が進むことのように思わされますが、ダビデは「幸いなことよ。主に信頼し、高ぶる者や、偽りに陥る者たちの方に向かなかった、その人は。」と、人が羨むような境遇や環境に生まれたり、能力による限られた人ではなく、高ぶる者や、偽りに陥る者たちの方に向かなかったすべての人に適用されるものであることを語っています。ところで、恐れにはさまざまな要素があります。ダビデはゴリアテとの戦いに勝利されながらも、サウル王を恐れたように人を恐れたり、病によってもたらされる恐れ、将来に対する恐れなど様々な恐れが襲ってきます。パウロは「あなたがたは、人を再び恐怖に陥れるような、奴隷の霊を受けたのではなく、子としてくださる御霊を受けたのです。私たちは御霊によって、『アバ、父』と呼びます。私たちが神の子どもであることは、御霊ご自身が、私たちの霊とともに、あかししてくださいます。(ローマ人への手紙8章15節ー16節)」と、恐れの中にいる人々を励ますとともに主を信頼する秘訣として「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。(ローマ人への手紙8章28節)」と、キリスト者のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを確認するように語っているのではないでしょうか。信仰を与えてくださるイエス様に目を留めるようにしようではありませんか。