主の教えは完全で、たましいを生き返らせ、主のあかしは確かで、わきまえのない者を賢くする。(詩篇19篇7節)

1.詩篇23篇1節ー3節
2.箴言30章5節ー6節
3.使徒の働き4章5節-14節
4.ヨハネの手紙第一5章5節ー12節

イエス様はご自分がエルサレムに行って、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受け、殺され、そして三日目によみがえらなければならないことを弟子たちに話されると、ペテロは「主よ。神の御恵みがありますように。そんなことが、あなたに起こるはずがありません。」と言ってみたり(マタイの福音書16章21節ー22節)、イエス様が「あなたがたはみな、今夜、わたしのゆえにつまずきます、『わたしが羊飼いを打つ。すると羊の群れは散り散りになる』と書いてあるからです。しかしわたしは、よみがえってから、あなたがたより先にガリラヤへ行きます。」と弟子たちに言われると「たとい全部の者があなたのゆえにつまづいても、私は決してつまずきません。」などと言って自分を誇ったりしたのですが(マタイの福音書26章31節ー34節)、三度イエス様のことを知らないと言い、三度目に主が振り向いてペテロを見つめられるとペテロはイエス様のことばを思い起こして外に出て激しいく泣いたのですが、死からよみがえられたイエス様はペテロにご自身を現され、弟子たちに「聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」と仰せられたようにペンテコステの日に聖霊が臨むとイエス様が仰せられたように力を受けたペテロは他の11人と共に立ってエルサレムで大胆に旧約の預言が成就したことやイエス様について証しされ、3000人が救われ教会生まれたのでした。ペテロの生涯を見ると、今日の聖句「主の教えは完全で、たましいを生き返らせ、主のあかしは確かで、わきまえのない者を賢くする。」は確かなものと思わされるのではないでしょうか。人の知恵ではなくわきまえのない者を賢くしてくださる主の教えである純粋なみことばそのものをしっかり握って生きようではありませんか。