ですから、兄弟たちよ。ますます熱心に、あなたがの召されたことと選ばれたことを確かなものとしなさい。これらのことを行なっていれば、つまずくことなど決してありません。(ペテロの手紙第二1章10節)

1.ヨハネの福音書15章12節ー17節
2.ローマ人への手紙8章28節ー39節
3.コリント人への手紙第一1章18節ー31節
4. エペソ人への手紙4章1節ー15節

イエス様は弟子たちに「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです。あなたがたが互いに愛し合うこと、これが、わたしのあなたがたに与える戒めです。(ヨハネの福音書15章16節ー17節)」と仰せられましたが、彼らは全員が主に選ばれている存在であるにもかかわらず、自分たちの中でだれが一番偉いかという議論をしたり(ルカの福音書9章46節)、ヤコブとヨハネが「あなたの栄光の座で、ひとりを右に、ひとりを左にすわらせてください。」イエス様に言ったことを聞いた他の十人の使徒たちはヤコブとヨハネのことで腹を立てたのですが(マルコの福音書10章35節ー41節)、聖霊に満たされたペテロは「神と私たちの主イエスを知ることによって、恵みと平安が、あなたがたの上にますます豊かにされますように。というのは、私たちをご自分の栄光と徳によってお召しになった方を私たちが知ったことによって、主イエスの、神としての御力は、いのちと敬虔に関するすべてのことを私たちに与えるからです。」と語ってから、「ですから、兄弟たちよ。ますます熱心に、あなたがの召されたことと選ばれたことを確かなものとしなさい。これらのことを行なっていれば、つまずくことなど決してありません。」と勧めているように、イエス様が願っているような実を結ぶためには自分の罪が赦されていること、福音書の弟子たちのようにキリスト者同士が比較したり、腹を立てたりしないで、すべてのキリスト者はイエス様に選ばれた存在であることを、神のご性質に与る者とされていることを忘れないようにしようではありませんか(ペテロの手紙第二1章2節ー9節)。