熱心に善を探し求める者は恵みを見つけるが、悪を求める者には悪が来る。(箴言11章27節)
1.創世記4章1節ー16節
2.エレミヤ書29章13節ー14節
3.ローマ人への手紙7章15節ー8章3節
4.テモテへの手紙第二3章12節ー17節
昨日TBSテレビのニュースで「世界一恐ろしい刑務所」と言われるエクアドルの刑務所の様子が放映されました。すべての受刑者は丸刈りで枕も毛布も与えられず、フォークやナイフも凶器として使われる可能性があるために食事は手づかみと決められており、家族でさえも会うことは許されない状況とのことでした。殺人や強盗など500以上の犯罪に関わった受刑者は「ここは厳格な規律と厳しい服従を求められる刑務所だ。5つ星のホテルではない。若者はもちろん、『かつての敵』であっても誰もここに収容されてほしくない」と、後悔しておられることを話されました。イエス様は「求めなさい。そうすれば与えられます。(マタイの福音書7章7節)」と仰せられましたが、今日の聖句は「熱心に善を探し求める者は恵みを見つけるが、悪を求める者には悪が来る。」と、何を求めるかによってその結果が大きく異なることを語っています。パウロは「悪人や詐欺師たちは、だましたりだまされたりしながら、ますます悪に落ちて行くのです。(テモテへの手紙 第二 3章13節)」と語っていますが、彼は自分の内に悪があることに気づかされ悩みましたが恵みに満ちたキリストを知る者となったのでした。奴隷商人であったジョン・ニュートンはキリストを信じて牧師になり、ご自分の証として「Amazing Grace(驚くべき恵み)」を書かれました。悪人や詐欺師、刑務所に収容されている方々にもなんとか福音が届き、恵みに満ち、どんな罪人も救うことのできるイエス様を知り、恵みに生きる者とされ、悪から離れることができるように祈ろうではありませんか。