今、私、ネブカデネザルは、天の王を賛美し、あがめ、ほめたたえる。そのみわざはことごとく真実であり、その道は正義である。また、高ぶって歩む者をへりくだった者とされる。(ダニエル書4章27節)

1.イザヤ書57章15節-19節
2.ルカの福音書18章9節ー14節
3.ヤコブの手紙4章1節ー10節
4.ペテロの手紙第一5章5節ー10節

ネブカデネザル王は自分の家で気楽にしていたとき一つの夢を見て恐れたのですが、ダニエルは「あなたは人間の中から追い出され、野の獣とともに住み、牛のように草を食べ、天の露にぬれます。こうして七つの時が過ぎ、あなたは、いと高き方が人間の国を支配し、その国をみこころにかなう者にお与えになることを知るようになります。ただし、木の根株は残しておけと命じられていますから、天が支配するということをあなたが知るようになれば、あなたの国はあなたのために堅く立ちましょう。」と夢を解き明かされてから「王さま、私の勧告を快く受け入れて、正しい行いによってあなたの罪を除き、貧しい者をあわれんであなたの咎を除いてください。そうすれば、あなたの繁栄は長く続くでしょう。」と勧告されたのですが、一年後「この大バビロンは、私の権力によって、王の家とするために、また、私の威光を輝かすために、私が建てたものではないか。」と高ぶったために夢のごとく七つの時が終わった時、王が目を上げて天を見ると理性が戻り、「今、私、ネブカデネザルは、天の王を賛美し、あがめ、ほめたたえる。そのみわざはことごとく真実であり、その道は正義である。また、高ぶって歩む者をへりくだった者とされる。」と真の賛美者となったのでした(ダニエル書4章4節及び20節ー37節)。高ぶりから守られるために、人はみな被造物であることをわきまえて人と自分を比較せず、主がどのような方であるのかを、十字架に架けられたイエス様を、恵みによって救われていることを忘れないようにしようではありませんか。