ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。(ヤコブの手紙4章7節)

1.エペソ人への手紙4章17節ー32節
2. エペソ人への手紙6章10節ー20節
3.ペテロの手紙第一2章3節ー12節
4. ペテロの手紙第一5章7節ー11節

イエス様は「だれもふたりの主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛したり、一方を重んじて他方を軽んじたりするからです。あなたがたは神にも仕えたり、また富にも仕えるということはできません。」と仰せられてから世の人々と同じような生き方をするのではなく神の国とその義とをまず第一に求めて生きるように勧告されました(マタイの福音書6章24節ー33節)。ヤコブは「貞操のない人たち。世を愛することは神に敵することであるのがわからないのですか。世の友となりたいと思ったら、その人は自分を神の敵としているのです。」と、語りましたが、「しかし、神は、さらに豊かな恵みを与えてくださいます。ですからこう言われています。『神は、高ぶる者を退け、へりくだる者に恵みをおさずけになる。』」と語ってから、「ですから、」と、そのことを心に据えて神に従うことだけでなく悪魔に立ち向かうように勧めるとともにその結果として悪魔は逃げ去ることを語っています。よく神よりもサタンとも呼ばれる悪魔に目を留めてしまいがちになりますが、ヨブ記の1章や2章を見ると、悪魔は神が許された範囲だけしか動けません。ある意味、悪魔は神に従順です。「悪魔が」というよりも、神の許しなしに悪魔は攻撃できないことを、信仰の完成者であるイエス様が、悪魔の試みにみことばで勝利されたことを心に据えて(マタイの福音書4章1節ー11節)、神に従う、すなわち、みことばに生きるようにしようではありませんか。