世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。(ローマ人への手紙12章2節)

1.マタイの福音書5章38節ー48節
2.ローマ人への手紙12章9節ー21節
3.テモテへの手紙第一2章1節ー4節
4.テモテへの手紙第二2章1節ー8節

パウロは「世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」と世と調子を合わせないで神のみこころを知って生きるための秘訣は、心の一新によって自分を変えることにある、と語っています。パウロはコリントの聖徒たちがことがことばといい、知識といい、すべてにおいて、キリストにあって豊かにされたことを神に感謝していますが(コリント人への手紙第一1章4節-5節)、その一方で、「『私はパウロにつく』と言えば、別の人は、『私はアポロに』と言う。そういうことでは、あなたがたは、ただの人ではありませんか。(コリント人への手紙第一3章4節)」と、神のみこころをご存じな聖霊を持っているにもかかわらず、神のみこころを知らない世の人々と同じように、自分に生きていることを指摘されたのでした。自分から目を離し信仰の創始者であり完成者であられるイエス様に心を向けようではありませんか。イエス様は十字架にかけられながらも人々のためにとりなして祈られただけでなく(ルカの福音書23章34節)、今も父なる神の右に座してとりなしていてくださるのですから(ローマ人への手紙8章34節)、パウロが私たちの救い主である神の御前において良いことであり、喜ばれることについて「すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。(テモテへの手紙第一2章1節及び3節)」と勧めているように人々のために祈ろうではありませんか。