私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神はキリストにあって、天にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。すなわち、神は私たちを世界の基の置かれる前から彼にあって選び、御前で聖く、傷のない者にしようとされました。(エペソ人への手紙1章3節ー4節)
1.エレミヤ書1章1節ー10節
2.コリント人への手紙第一1章26節ー31節
3.エペソ人への手紙2章1節ー19節
4.ペテロの手紙第一3章8節ー16節
これから都知事選が行われます。各候補者は票を獲得するために公約を公表し、各地を走り回って票を入れてくださるように訴えるでしょう。人は立候補者の能力や実績を考慮して投票するでしょう。そして知事は7月7日の開票後決まりますが、公約がすべて成就するという保証はないのではないでしょうか。ところで、パウロは「私たちの主イエス・キリストの父なる神がほめたたえられますように。神はキリストにあって、天にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。すなわち、神は私たちを世界の基の置かれる前から彼にあって選び、御前で聖く、傷のない者にしようとされました。」と神の選びやキリスト者に与えられている祝福について語っていますが、そこには、個々人の学歴や能力に関係ないだけでなく、私たちが神に対して何かをしたから選ばれ、祝福されるというような宗教の世界とは全く異なった神の世界を、しかもすべてのことがキリストにおいて成就していることを語っています。驚くべきことに創世記1章1節に「初めに、神が天と地を創造した。」と、ありますが、パウロは、私たちは「世界の基の置かれる前から」と、驚くべきことに母の胎に宿る以前に、天と地が造られる以前に、キリストにあって神に選ばれた存在であるだけでなく、永遠の祝福が与えられていることを自覚し、主に感謝するとともに神をほめたたえて生きようではありませんか。