この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。(ローマ人への手紙12章2節)

1.箴言3章3節ー7節
2.詩篇62篇1節ー8節
3.哀歌3章25節ー26節
4.ヨハネの手紙第一2章15節ー17節

今日の聖句は「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」と語っているのは、この世の生きている限り、この世のものは必要ですが、この世の生き方や価値観に則って生活するのではなく、神を考慮する生活を促しておられ、そにためには私たちの心の在り方に関わりがあることを語っています。イエス様は「先生。永遠のいのちを得るためには、どんな良いことをしたらよいのでしょうか。」と尋ねた金持ちの青年に「なぜ、良いことについて、わたしに尋ねるのですか。良い方は、ひとりだけです。戒めを守りなさい。」と仰せられ(マタイの福音書19章16節ー17節)、エレミヤ書9章23節ー24節に「主はこう仰られる。『知恵ある者は自分の知恵を誇るな。つわものは自分の強さを誇るな。富む者は自分の富を誇るな。誇る者は、ただ、これを誇れ。悟りを得て、わたしを知っているのことを。わたしは主であって、地に恵みと公義と正義を行う者であり、わたしがこれを喜ぶからだー主の御告げー」と、あります。ダビデは救いも望みも神からくるがゆえに「私のたましいは黙って、ただ神を待ち望む。(詩篇62篇1節と5節)」と二度語っているのは、哀歌3章25節ー26節が「主はいつくしみ深い。主を待ち望む者、主を求めるたましいに。主の救いを黙って待つのは良い。」と、語っているように、それは良いことだからではないでしょうか。どんな時にもいつくしみ深く完全であられる主を信頼し、心のうちを注ぎ出して祈り、主の助けを待ち望もうではありませんか。