まことに、神である主は、そのはかりごとを、ご自分のしもべ、預言者たちに示さないでは、何事もなさらない。(アモス書3章7節)

1.創世記18章16節ー33節
2.イザヤ書43章43節ー21節
3.マタイの福音書16章13節ー21節
4.マタイの福音書24章1節ー35節

主は「あなたがたは、わたしをだれだと言いますか。」との問いに「あなたは、生ける神の御子キリストです。」とペテロが答えたので、その時から、ご自分がエルサレムに行って、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受け、殺され、そして三日目によみがえられなければならないこと、すなわち十字架の死と復活について弟子たちに示されましたし(マタイの福音書16章15節ー16節及び21節)、ペテロに対して「シモン、シモン。見なさい。サタンが、あなたがたを麦のようにふるいにかけることを願って聞き届けられました。しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」と、仰せられただけでなく「主よ。ごいっしょになら、牢であろうと、死であろうと、覚悟はできております。」と告白したペテロに「ペテロ。あなたに言いますが、きょう鶏が鳴くまでに、あなたは三度、わたしを知らないと言います。」と仰せられたのでした。主は今日の聖句が「まことに、神である主は、そのはかりごとを、ご自分のしもべ、預言者たちに示さないでは、何事もなさらない。」と語っているように、ご自分のご計画を弟子たちに話されましたし、ペテロに対して挫折することを告げられただけでなく、立ち直る時があること、立ち直ったら兄弟たちを力付ける、という働きをするようになることも話されたのでした。AIによって他者になりすますことができるような時代になり、詐欺が横行し、何が真理で何が偽りなのかを判別するのが困難な時代になりましたが、イエス様は、世の終わりの前兆として、まず「人に惑わされないように気をつけなさい。」と2000年前にすでに預言されておられました(マタイの福音書24章4節)。恵みに満ちているいのちのみことばをしっかり握って生きようではありませんか。