神が私たちに与えてくださったものは、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みの霊です。(テモテへの手紙第二1章7節)

1.ヨハネの福音書16章7節ー15節
2.ローマ人への手紙4章25節ー5章5節
3.ローマ人への手紙8章10節ー16節
4.コリント人への手紙第一2章1節ー12節

聖霊に満たされたパウロはテモテを励ますために「神が私たちに与えてくださったものは、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みの霊です」と、聖霊様のご性質を語っています。五旬節、すなわちペンテコステの日に聖霊が下り、「主よ。ごいっしょになら、牢であろうと、死であろうと、覚悟はできております。」と豪語しましたが人を恐れてイエス様が仰せられたように三度イエス様を否定したペテロ(ルカの福音書22章33節ー34 節及び56節ー62節)や家に帰ってしまっていた弟子たちでしたが(ヨハネの福音書16章32節)、聖霊に満たされたペテロは他の弟子たちと共に立って、さまざまな国の人々の前で大胆に福音を語り3000人がキリスト者となり教会が生まれたのでした。ペテロは人々に生まれつき足のなえた人がいやされたのは自分の力とか信仰深さではなく、イエスによって与えられる信仰によるものであることを証され、もはや自分を誇らず慎み深くなられたのでした。ヨハネの手紙第一4章18節に「愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します。」と語っています。恐れおののくような状態にあったパウロはイエス・キリスト、すなわち十字架につけられた方のほかは、何も知らないことに決心されたのは、どんな状況下にあろうとも、どんな被造物も十字架で示されたキリスト・イエスにある神の愛から私たちを引き離す者はないことを確信しておられたのでした。どんな時にも力と愛と慎みの霊である御霊が与えられていることを忘れず、御霊によって書かれたみことばをしっかり握って歩むようにしようではありませんか。