ほむべきかな。主。まことに主は私の願いの声を聞かれた。主は私の力、私の盾。私の心は主に拠り頼み、私を助けられた。それゆえ私の心はこおどりして喜び、私は歌をもって、主に感謝しよう。(詩篇28篇6節ー7節)

1.サムエル記第二6章12節ー15節
2.歴代誌第二20章1節ー25節
3.ピリピ人への手紙4章4節ー7節
4.ペテロの手紙第一1章3節ー9節

ダビデがゴリアテを倒し、ペリシテ人との戦いに勝利して凱旋した時、女性たちが「サウルは千を打ち、ダビデは万を打った。」と歌ったのを聞いて、サウル王はダビデに嫉妬してその日以来ダビデを殺そうとしたので、ダビデは王になるまでの間、逃亡生活を余儀なくされたのでした。その間、サウルの手にかかりそうにな危機的状態に陥っても、自分の考えで、サウルの手から逃れるためにペリシテ人の陣地に逃げ込んだ時にも、すぐにダビデであることがわかってしまいアキシ王の前で気が違ったかのように振る舞い、その場から逃れ、アドラムの洞窟で「私の叫びに耳を留めてください。私はひどく、おとしめられていますから。どうか、私を迫害する者から救い出してください。彼らは私よりも強いのです。私のたましいを、牢獄から連れ出し、私があなたの御名に感謝するようにしてください。正しい者たちが私の回りに集まるでしょう。あなたが私によくしてくださるからです。(詩篇142篇6節ー7節)」と祈ると、まず、彼の家族が、そして約四百人の者がダビデのもとに来てともにいるようになったのでした。ただ、ダビデは「正しい者たち」と祈ったのですが、彼らたちは「困窮している者、負債のある者、不満のある者たち」でしたが、やがて彼らは勇者、神を知る者となったのでした(サムエル記第二23章8節ー24章4節)。ダビデが「ほむべきかな。主。まことに主は私の願いの声を聞かれた。主は私の力、私の盾。私の心は主に拠り頼み、私を助けられた。それゆえ私の心はこおどりして喜び、私は歌をもって、主に感謝しよう。」と語っているように、主は祈りを聞いてくださり、最善の結果をもたらしてくださることを心に据え、救われていることを喜び、賛美と感謝をもって主を誉めたたえようではありませんか。