主は正しく、正義を愛される。直ぐな人は、御顔を仰ぎ見る(詩篇11篇7節)
1.歴代誌第二20章1節ー24節
2.詩篇16篇1節ー9節
3.詩篇25篇8節ー15節
4.ヘブル人への手紙12章2節ー3節
ヨシャパテは大軍が攻めて来るにを知って恐れましたが、彼はただひたすら主を求め「私たちの神よ。あなたは彼らをさばいてくださらないのですか。私たちに立ち向かって来たこのおびただしい大軍に当たる力は、私たちにはありません。ただ、あなたに私たちの目を注ぐのみです。」と正直に心のうちを主に申し上げると、主は預言者を遣わされ「あなたがたはこのおびただしい大軍のゆえに恐れてはならない。気落ちしてはならない。この戦いはあなたがたの戦いではなく、神の戦いである。」と仰せられ、彼らが「主に感謝せよ。その恵みはとこしえまで。」と賛美すると伏兵を設けられ、残党は同仕打ちをしたために戦わずして勝利を得たのでした。ヘブル人への手紙12章2節は「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。」と勧めていますが、その理由を3節は「あなたがたは、罪人たちのこのような反抗を忍ばれた方のことを考えなさい。それは、あなたがたの心が元気を失い、疲れ果ててしまわないためです。」と語っています。人は助けを求める時、助けてくださる方の顔、というより目を見て心の内を打ち明けるのではないでしょうか。目にするものはからだ全体に影響を与えることを主は仰られました(マタイの福音書6章22節ー23節)。正しく、正義を愛される主を仰ぎ見るなら、不思議に、この世が与えることのできない救いの喜びと平安が戻って来て、主に対する信頼が生まれるのではないでしょうか。どんな時にも主を仰ぎ見るようにしようではありませんか。