神を愛する人々、すなわち、神のご計画によって召された人々のためには、神はすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。(ローマ人への手紙8章28節)
1.創世記50章14節ー21節
2.イザヤ書55章6節ー13節
3.ダニエル書4章4節ー37節
4.ローマ人への手紙11章25節ー36節
人は他者との関係の中でさまざまなことを経験しますが、状況によって肉の行いである敵意やそねみや憤ったり、ねたみを起こしてしまうのではないでしょうか。ヨセフは年寄りの子であったので、ヤコブは息子たちのだれよりもヨセフを愛していたので、彼の兄たちはヨセフを憎んでいたのですが、ヨセフが彼が見た夢を兄たちに告げると、兄たちはますますヨセフを憎むようになり、ヨセフを殺して穴に投げ込もうとしたのですが、長男ルベンはヨセフを救い出して父ヤコブの元に戻そうとし、ユダもヨセフが殺されないようにイシュマエル人に売ることを助言したので、兄弟たちは彼の助言を受け入れて銀二十枚で売ってしまったので、ヨセフはエジプトに連れて行かれたのでしたが、主はヨセフとともにおられ恵みを施したので、パロの夢を解き明かされて世界中がききんに見舞われてもエジプトには穀物があったので、世界中から穀物を求めてエジプトに来たのですが、ヤコブは穀物がエジプにあることを知って兄弟たちをエジプトに遣わしたのですが、その時、ヨセフはエジプトの権力者となっていて穀物を売る者となっていたので、兄弟たちは顔を地につけてヨセフだと分からずにヨセフを伏し拝んだのですが、後にヨセフであることがわかると、ヨセフが見た夢のように兄弟たちはヨセフの前にひれ伏して「私たちはあなたの奴隷です。」とい言ったのですが、ヨセフは「恐れることはありません。どうして、私が神の代わりでしょうか。あなたがたは、私に悪を計りましたが、神はそれを、良いことのための計らいとなさいました。それはきょうのようにして、多くの人々を生かしておくためでした。ですから、もう恐れることはありません。私はあなたがたの子どもたちを養いましょう」とヨセフは兄弟たちを慰め、優しく語りかけたのでした。パウロは「神を愛する人々、すなわち、神のご計画によって召された人々のためには、神はすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」と告白しています。私たちもパウロのように、ヨセフの生涯を忘れずに、ネブカデネザル王が真の意味で主を知ったように、はすべてのことを働かせて益としてくださることを知った者として生きるようにしようではありませんか。